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9月ガソリン価格予想 (2010年08月31日)

  猛暑続きの7月8月、安定して推移した、ガソリン小売価格。9月も相変わらず残暑は厳しそうだが、意外や「下げ」の兆しあり。9月のガソリン価格を予想する、先物価格が、50円の大台を割った。WTIなど、原油価格は堅調に推移しているが、こと日本国内においては、景気の不透明感から軒並み値下がりとなったことが伺える。事は重大であり、ガソリンが値下がりすることで、ますます景気が悪くなるという皮肉な結果に。そこに追い討ちをかけるように、値下げの要因となるのが、「輸入ガソリン」の存在だ。7月以降、徐々にその存在感は増している。最需要期は、利益として取り込んだ結果、値下げ要因とはならなかったが、9月に入り、いよいよ値崩れの予感が増している。いくら元売が製油所を減らしても、外国から低コスト、高品質のガソリンが手に入るとなれば、製油所を抱えるだけ不利となる。それは重厚長大、インフラ産業が抱える、新しい「大企業病」であり、いくら構造転換しても、コスト競争力は弱まるばかり。そのことが、雇用の不安をまねき、国内企業の景況感はますます悪くなる一方だ。業界は、減る一方の需要を、「量より質」で乗り切る構えだろうが、自由競争の中では、鎖国でもしない限り、収拾はつかない。いよいよもって、メーカー再編も最終章に突入した感がする。こうなると末端の販売価格は荒れるのは間違いない。その試金石が9月の小売価格。119〜122円看板があちこちで乱立する光景が目に浮かぶ・・・


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img11962.gif 原油価格は9月も引き続き堅調
img3613.gif 【元売・商社   =   販売業者】  輸入ガソリンの存在が鍵となる。系列にとってはなんともキツイ9月。時価を追いかけることのできるPBにとっては有利な展開
img90122.gif 商社の動きが活発になれば輸入物の動きが活発になる。時価は動くが、系列価格は動かない。