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2月ガソリン価格予想 (2010年01月30日)

  1月に外資系のおこなったガソリン引き上げ策によって、約4円の値上がりがあった。これは原油とは関係のない動き。低迷するガソリン価格の底上げを浸透させることが目的。 消費者にとっては、20日すぎあたりから急激に上昇したガソリン小売価格は、驚きと不信感をもたらしたものと推測される。現場の事情を知らない消費者にとっては、それは「談合」にしか映らない。 さて、その底上げのあったガソリン価格だが、2月の先物価格の安さを受け、元にもどりつつある。原油コストは確実に上がっているはずだが、それも2月後半には下げに転じる。これを元に市況が下がることは十分予想されるが、そのタイミングはいつかといわれれば正直わからない。あるとすれば徐々に値下げされていくイメージだろうか。ただそれらは各地域によって大きく変わる模様。 その地域のガソリン小売価格を左右するほどのシェアを持つガソリンスタンド、いわゆる「プライスリーダー」が自社の戦略で下げに転じれば5円以上改善した小売価格も崩れることだろう。 よって2月のガソリン価格は、前半やや崩れ、後半は総崩れを予想する。 なによりそのプライスリーダーでもある元売直営スタンドの動向に注目。冬の最需要期の灯油が2月先物でも悲惨な価格をつけたことで、精製製造過程で、ガソリンに利益を求める以外に活路はないのは明白。 しかしそれもスポット市場連動に値決めを切り替えた以上、思うようにいくわけがなく、ただ遺失利益だけが増えていくこととなり、直営スタンドゆえに身動きがとれなくなっていくことが予想される。 おそらくは3月までに、大きな業界再編の波がおとずれるであろう。 それでもノルマを果たそうとする(数量追求)だけの直営スタンドは後を絶たないであろう。それは先日倒産した、某航空会社と同じ感性。しょせん他人事。給料は売っているガソリンから出ているという意識に乏しいのだから、最後まで戦いつづけるだろう。 ところでそんな最高に厳しい環境化においても、独自の戦略で利益を出しているガソリンスタンドは現実にある。創意工夫と情熱は、この逆風化でこそ発揮されるもの。その差が大きく表れる2月となりそうな予感。


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img11962.gif 原油価格は日本到着分が2月前半から後半にかけて下げ
img3613.gif 元売・商社   <   販売業者  小は小なりになんとかなるが、この減販時代においては、大ほどブーメランのごとく影響大。
img90122.gif 海外輸出もままならないまま在庫は十分。なにより需要減退が激しい。